占いカードにまつわる秘話を引き続きご紹介します。本日は、ixtermanatorさんの占いカード「 埃を被った記憶(A Dusty Memory)」に関するお話をご紹介。ぜひともチェックしてください!
NemesisリーグとDominationリーグが行われていた2014年の始め、Path of Exileをプレイしはじめました。当時私は高校生で、Steam上で無料でプレイできるゲームをよく探していました。そうしているうち私はPath of Exileに出会い、それは常に人生と共にある娯楽となりました。良い時も悪い時も、素晴らしいリーグでもそれほどでもないリーグでも、Path of Exileにはいつでも気晴らしの場として戻ってくることができました。プレイしているうちに、プレイヤーが(たとえ只のプレイヤーの一人だとしても)、自分だけユニークのデザインに協力できることを知りました。特に、私が大好きで多くの時間プレイしたゲームだったので、とてもクールなことだと思いました。ありがたいことに、私は占いカードをデザインする能力をそれが使えなくなる前に手にすることができました。ですが、自分自身、そして願わくばPath of Exileの素晴らしいコミュニティにとっても意味のあるものを作りたかったので、数年もの間デザインに手をつけませんでした。 もうひとつ、私の人生に常にポジティブな影響を与えてくれたのが、家族の一員である犬のDustyです。彼は小さくて活発で愛嬌のある犬でした。私が辛く長い学校から帰って来たときはいつも、すぐに元気づけてくれたり、エンターテインメントを見ている時は膝の上に座って寄り添ってくれました。どんなことがあってもDustyは私のそばにいて、私の人生の数多くの困難な時期を支えてくれました。残念ながら2020年、Dustyは長年患っていた病気をさらに悪化させてしまい、この世を去りました。親友を失ったことは、ある意味今でも、私にはとても辛いことでした。ありがたいことに、この辛い時期を乗り越えるための楽しみを見出す手助けをしてくれたのがPath of Exileでした。 たまに、どんな占いカードを作ろうかとアイデアを考えることがありました。しかし、このカードを別の方法で考えるまで、私は本当に楽しめるアイデアを見つけたことはありませんでした。私はPath of Exileにおいてどんなものを見つけるのが好きなのか考えてみました。面白いことに、私はすぐにフラクチャーアイテムがお気に入りの一つであることに気づきました。なぜなら、ソロセルフファウンドのプレイヤーである私にとっては、フラクチャーアイテムを見つけるたびに、一定のmodでクラフトするための素晴らしい新しいベースアイテムを持てることを意味するからです。フラクチャーアイテムは、私のSSFキャラクターのいくつかを進歩させるのに役立ちました。時々は、凄まじいモッドが固定されたフラクチャーアイテムがドロップすることがありますが、最高レベルのモッドは、アイテムレベルが問題となるため、自然にフラクチャーしたものを手に入れることは通常困難です。占いカードの残りの部分はとてもうまくフィットしました。私は愛犬Dustyを何らかの形でカードの一部にしたいと思っていました。他の占いカードがフラクチャーアイテムを報酬としていないことも、このカードが選ばれた理由の+αの部分です。フラクチャーアイテムは、楽しかったSynthesisリーグに関連したアイテムだったので、記憶にまつわることをこのカードのテーマとするという選択は、とてもわかりやすく、味わい深いものになりました。「埃を被った記憶(A Dusty Memory)」を形作るために多くのピースがかっちり組み合さった事に驚かされ、あらゆる面でしっくりきました。 Dustyは私の心の中の特別な場所にいます。そして私の占いカード「埃を被った記憶(A Dusty Memory)」がプレイヤーが作るキャラクターに、フラクチャーアイテムによるある種の素晴らしい一貫性を与えることができればと願っています。 |
|